ジャズの曲って、やたらE♭メジャーとかB♭メジャーのキーが多くてギターで弾きにくいな~、と思ったことはありませんか??
これは、メインとなることが多いアルトサックスがE♭の、テナーサックスがB♭の移調楽器なのが大きな要因だと考えられます。
移調楽器(いちょうがっき)とは、ある楽器で楽譜に従って音を出したとき、ピアノなどにおけるその楽譜の音とは異なる高さの音が出るような楽器のことを言う(Wikipediaより)。
例えばアルトサックスだと、楽譜のCの音を出すと、実際にはE♭の音が出ることになります。
楽譜に調号がないほうが演奏しやすいので、自然とその楽器の楽譜でキーCの曲が増えると言うことですね。
「それって管楽器の話やよね~」と流してしまいそうになりますが、実はギターも移調楽器!楽譜の音よりも1オクターブ低い音が出ています。
ギター以外の譜面で演奏しているときに、「何か雰囲気がもっさりしているな‥」と思ったら、1オクターブ上げて弾いてみて下さい!
楽譜の意図した音程を演奏することが出来ます。
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