先日、用事でトレーニングジムの入っているビルに行ったのですが、エレベーターが故障していました。仕方なく階段を上り始めたところ、ジムのお客さんと思われる方も上がってきました。
そのお客さんは、「何で故障してるの‥」みたいなことをブツブツ言ってます。
ジムはビルのエントランスから2階上なだけなんですが・・運動しに来たんとちゃうんかい笑!
確かに、ビル側が本来のサービスを提供できていないのは×ですが‥。何か考えさせられてしまいました。
音楽に関しても、日頃 無駄にしてしまっていることはないでしょうか?
例えば「聴く」こと。何気ない音も、注意深く耳を澄ましてみると、様々な発見があります。
私が良く行くビルのエレベータの到着音は、上行きが ソ・ド(ドが高い)で、下行きが ミ・ド(ドが低い)になっています。
音で直観的にどちら行きかが判別できるようになっているんです!
結構長い間気付きませんでしたが‥。
スーパーマーケットでは、よくヒット曲の歌メロを楽器で置き換えたインストバージョンが流れています。
これらは音感が良い人が採譜しているらしく、原曲の歌メロの細かなニュアンスまで再現されていることが多くて、楽器としては逆に不自然な歌い方になっていておもしろいです。
映画やゲームなどにおけるBGMは、本編に隠れて気付きにくいですが(縁の下の力持ちなのが正解ではありますが‥)、非常に多くに音楽的なテクニックやアイデアが盛り込まれています。
「カッコよさ」「せつなさ」とかなら普段から聴く音楽にも頻出しますが、「恐怖」とか「おかしさ」のような感情表現は、BGMからの方が学ぶことが多そうです。
余談ですが、かのエディ・ヴァン・ヘイレンは、映画を消音状態で流しつつ、自分が弾くギターで音楽を即興で付けて遊んでいたとか、いないとか‥。
究極は、大自然の音から何かを感じたり、学んだりすることなんですかね。。
全然その境地には至ってませんが。逆に、人工的な音が良い効果を生むこともありますね。
エンジンの動作音とか、人の会話を遠目から録った音とか、ドアを閉める音とか‥が印象的に盛り込まれている音源って結構ある気がします。
とりとめがなくなってきたので、最後に学校の「チャイム」の音から膨らませて行って作ったオリジナル曲をどどうぞ!
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