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「人前で弾くとうまくなる」の何故?

やっぱり人前で演奏しないとうまくならないよね~という格言?を聞いたことがあるかもしれません。実感としては確かにその通りだと思うのですが、何故なのか考えてみたいと思います。

 

 

 

人前で弾くのは、大抵の場合はライブや演奏会、結婚式などのイベントで、日程が決まっていると思います。

 

日程が決まっているということは、その日に良い演奏をしなければならないというマイルストーンが置かれた状態です。

 

 

 

よほど時間に大らかな人でない限り、その日から逆算していつ何をすべきなのかを考えるはずです。

 

例えばバンドであれば、本番→スタジオ練習する日→個人練習して曲を覚える期間→譜面を用意する日→曲を相談して決める期間、といった具合です。

 

 

 

特に目標なく弾いているとマイペースな練習になりがちですが(これはこれで悪くないと思いますが)計画的になると、質や量も変わってきます。

 

さらに、本番が終わった後にも上達できるポイントが残っています。

 

大抵の場合、本番では練習時よりもうまく弾けなかったり、思ったようにならなかった部分が出てくるかと思います。

 

それに気付くのは自分自身であったり、録音を聴き直したときであったり、お客さんのコメントであったり様々ですが、重要なのは練習してきて[自分はこれくらい出来ている]と思っているイメージと、[実際に人前で弾いた結果とのギャップ]に気が付くことです。

 

次の本番までにそのギャップを埋めるように練習すれば良いのですから、また次のマイルストーンが置かれることになります。

 

 

 

このように、人前で弾く機会があると、自然と効率的で質の良い練習ができるのが「人前で弾くとうまくなる」の理由の1つだと思います。

 

 

 

とは言え、なかなかその機会が作れない場合もあるかと思います。そんなときは、先ほどの人前で弾くメリットを利用した練習を取り入れてはいかがでしょうか。

 

1つは(大まかで期日がずれても良いので)この曲をこの日までに弾けるようになる!などの計画を設定すること。

 

もう1つは、自分やバンドの演奏を録音するなどして、客観的に評価することです。

 

 

 

そういった意味では、定期的にギター教室に通うのは理にかなっていると言えますね!

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