ギターは英語以外の言葉で何と呼ぶのか?興味本位で調べてみて、おもしろかったものを抜粋してご紹介します。練習の息抜きにどうぞ~。
中国語
まずはお近くの国、中国。
ギターは吉他と書いてヂィータァーと発音するそうです。
発音はギターとあまり変わらないので、おそらく音に合う感じをあてたんだと思います。
シンプルな感じなので、だんだん意味深に見えてきますね。
他の楽器の方が吉なのか、他の人に吉を与えるのか、他の楽器や歌をよくサポートするのか・・。
日本の当て字(アメリカ→メリケン→米利堅→米とか・・)よりは情緒がある気がします。
ドイツ語
次にヨーロッパに飛んでドイツです。
マイケル・シェンカーやウリ・ジョン・ロートなどのギタリストが有名ですね。
ギターはGitarreと書いてギタレと発音するそうです。
ギタれ!って何かギターを練習しよう!って言われてるみたい・・。
オランダ語
ドイツのお隣のオランダです。
先日、エドワード・ヴァン・ヘイレンが逝去されたのは衝撃でした・・。
彼はオランダで生まれて、その後にアメリカに移住しています。
ギターはGITAARと書いてヒタールと発音するそうです。
フランス語
クロード・チアリさんの出身地フランスです(wikipediaによると、私と同じく兵庫県西宮市にお住まいだそうです)。
guitareと書いてギタールと発音するそうです。
これはほとんど違和感なく入ってきますね。
イタリア語
ドレミや多くの音楽用語で用いられているイタリア語ではどうでしょうか?
ギターはChitarraと書いてキタッラと発音するそうです。
ピザではなくピッツァ、みたいな雰囲気なんでしょうか。
スペイン語
少し西に行ってスペインです。
フラメンコやアランフェス協奏曲のイメージで、ギターがかなり盛んな印象があります。
ギターはguitaraと書いてギターラ。
言語学的なことはさっぱり分かりませんが、フランス語やイタリア語と似てますね。
ポルトガル語
最後はスペインの西隣、ポルトガルです。
何とViolãoと書いてヴィオランと発音するそうです!
同じヨーロッパでも、他と毛色がまったく違いますね。
少し調べてみると、ポルトガル語が公用語のブラジルで盛んな音楽「ボサノバ」では、ギターのことをこのように呼ぶそうです。
いきなりヴィオランと言われても、ビオラかそれに似た楽器かな?と思ってしまいますね。
そういえば、カントリー音楽などではバイオリンのことをフィドルと呼んだり、ジャズではコントラバスをアップライトベースと呼んだりします。
ジャンルによって同じ楽器でも呼び方が変わるなんて、ややこしいけど面白いですね。
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