弾けないと言っても、テクニック的な話ではありません。様々な理由でギターの練習すらままならないことが、長い人生の中で何度かおとずれます。逆に考えると、それらを回避できるような生活をすれば、後悔のないギターライフが送れるのかもしれません。
仕事や学業が多忙で弾けない
「忙しいから」はもっとも多いと思われるケースです。
朝早くから出かけて夜遅くに帰ってくる生活だとギターを弾く時間もありませんし、練習する気力もなかなか湧いてきません。
1年中忙しくなくても、例えば年度末が繁忙期だったり、学力テストの直前は勉強しなければならないなど、定期的に弾けなくなる場合もあります。
それでは、拘束時間が極端に少ないニートの方が人の心を動かすギターを弾けるかと言うと、ご想像の通り答えはNOです。
時間がありすぎるとその大事さが分からなくなり、有効に使うことができません。
また、時間をたくさん使う娯楽へ興味が行くため、結局ほとんどなにも身に付いていないという結果になりがちです。
私も、ありあまる時間があったら、ふらっと旅行に行ったりYouTubeを見続けたりゲームをやり続けたり・・すると思います。。
別に特定のものを批判する気はなく、大事なのはそのバランスではないかと考えています。
一生懸命に仕事や勉強をして、残った時間でギターを弾いたり家族と過ごしたり、遊びでリフレッシュできると、スキルも効率良く向上しますし、精神的な満足度も高くなるはずです。
逆に、それが1年を通じてできないような環境は少し特殊なので、思う所があれば考えた方が良いかもしれません。。
ケガで弾けない
意外と多いのは、手や腕をケガしてしまって弾けないケースです。
スポーツのように、どの場所をケガしても影響が出るというわけではありませんが、ピンポイントで手をケガするとほぼ普通のプレイはできなくなってしまいます。
私も雨の日に転んで左手首を強打し、1ヶ月ほどまともに弦を押えられなくなったことがあります(それ以来滑りやすい場所は極端に注意して生活しています・・)。
料理する時の包丁やヤケドなど、日常の様々なところに手をケガする危険は潜んでいます。
本来楽しいはずの草野球やフットサル、ドッヂボールなどの球技でも常に突き指の可能性があるので、気を付けて下さい。
少し意識があるだけで無茶をしなくなるので、ケガをする可能性はグッと減ると思います。
家庭の事情で弾けない
これは不可避なところもありますね。。
出産や小さい子供の子育てといったポジティブな理由から、家族が病気になったり介護が必要だったりと大変な理由まで様々です。
私は子供が生まれてから昼間はまともに弾けなくなったので、早朝にギターの練習や作業の大部分をする生活に変わりました。
子供が自分の部屋を持つようになると、また変わってくるのかもしれませんが・・柔軟にやって行きたいと思っています!
弾けるって?
年齢を重ねて身体が思うように動かないような年齢になると、ギターも思うように弾けなくなるんでしょうか?
速いフレーズは弾けなくても、耳で聴く方も速いフレーズが聴き取れないので、結局ギターを弾く楽しさは変わらないんでしょうか?
特に高音域が聴こえなくなってくるということなんですが、ギターの音作りも変わっていくんでしょうか?
この辺りはちょっとドキドキしつつ、未来の自分に答えを聞いてみたいと思います。
現在、新型コロナウイルスの影響でこれまで当たり前にできていたことが、できなくなっています。
少し違うかもしれませんが、ギターが弾けることも当たり前ではなく、様々な状況や(自分を含めた)誰かの頑張りの上になりたっていることを意識すれば、普段の練習やライブへの身の入り方も違うのではないでしょうか?
そう自分に言い聞かせながら、いまだに苦手意識のある五線譜のリーディングを今からしたいと思います!
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