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ギターの上達は遅い方が良い?

ギターがなかなか上手くならないと悩んでいる方は多いと思います。あの人はあんなに上達してるのに・・自分には向いていないのだろうか・・。そんなことはありません!せっかく弾きたいと思ったギターを長く楽しめるように、考え方のコツを書きたいと思います。

急な変化は危険!

 

そもそも何かが急に変わるのはマンガや小説の世界の話で、現実ではあまり起こりません。

 

種をまいても植物はなかなか芽を出さず、出てきたとしてもその成長は毎日ほんのわずかずつです。

 

トトロの力で木が一気に成長するようなことは、決してありません!

 

 

 

人間であれば、短時間で筋力を上げるには危険な薬を使わないといけないでしょうし、短期間で激ヤセすると皮がダブダブになる上に健康を害します。

 

人の性格などはもっとも変わりにくいものの1つではないでしょうか?

 

もし数日で性格がガラッと変わったなら、かなりやばめのセミナーでも受けたのかもしれません・・。

 

そうなると、もはや変わる前と同じ人とは言えなくなってしまいます。

他人は急に変化する!

 

自分以外の人が成長しているように感じるのは、自然なことだと思います。

 

なぜなら、その人のことを逐一見てることは絶対にないからです。

 

 

 

ちょうど、親戚の子供がしばらく見ない間に急に大きくなっていてびっくりする感じに似てます。

 

たまに聴く他人のギターが上達しているように感じるのは、間のプロセスが見えていないからです。

 

逆に、自分自身に関しては練習内容から何からすべて把握しているので、あれだけやったのに上手くならない・・という思考になりがちです。

 

 

 

誰もがゆっくりとしか上達できませんが、その中でもわずかなスピードの違いは出てきます。

 

どうしても他人を見てネガティブな嗜好になるなら、それだけ強い思いがあるということなので、逆に自分への刺激に変換できれば凄いパワーになるのではないでしょうか?

ほんのわずかのチャレンジを!

 

ギターを弾くのをやめない限り、上達が止まってしまうことはありません。

 

ただ、運指の基礎練習をし続けたり、同じ曲を繰り返し弾いたりするだけで1日の練習を終えるのは、精神衛生上あまり良くない気がします。

 

もちろんそれらも大事な練習方法の1つですが、1日では上達を実感することが少なく、毎日同じことの繰り返しに感じてモチベーションが下がってしまうためです。

 

 

 

何か新しいこと、例えばたった数小節だけでも新しい曲を覚えたりアレンジしたりするだけでも、進んでいる感覚が生まれてきます。

 

曲を覚えるのも下地がない限り「ゆっくり」になるので、決して焦ることはありません。

 

次の日も続きをやろう!というモチベーションに繋がるので、停滞ムードを感じている方はぜひ何か新しいことにチャレンジしてみて下さい!

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