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色んな楽器の悪口を言ってから良さを考える

とある知り合いがマンドリンについて「悲しい音がする楽器でしょ?」と、感想とも悪口とも取れるコメントしていました。。そう言われると、どんな楽器にもマイナスのイメージが1つや2つはあります。前回のブログで悪い所ばかり見ていては駄目だと書いたばかりなので、ここはひとつ悪口を言ってからそれを反転させて、良い所に変換していきたいと思います。

ギター ←「どっちつかず」

 

メロディー楽器としてはバイオリンやサックスなどにおよばず、和音楽器としてはピアノやキーボードにかなわない何とも中途半端なポジションのギター・・。

 

しかし逆に言うと、ほとんどのことがこなせるということです!

 

すべてはアイデア次第、無限の可能性を秘めた夢のある楽器です。

ピアノ ←「楽譜通りにしか弾けない」

 

クラシック出身の方が、融通が利かないニュアンスで言われがちです。

 

逆に言うと、台本があれば完璧に演じてくれるということです。

 

楽譜を作り込んでおいて再現するか、ジャムをしながら曲を形にするか、などはスタイルや作りたい音楽によって違うので、偏った視点で議論するのはナンセンスだと思います。

ベース ←「地味」

 

ギターが少々ミストーンを出しても気になりませんが、ベースがおかしいと気持ち悪くて曲が一気に台無しになります。

 

それほど裏で強い影響力を持っているパートです!

 

バンドの中で一番全体が見えているプロデューサー的な面もあります。

キーボード ←「空気」

 

空気が無かったらすぐに息切れします!

 

いなくなったらカスカスの音になってしまうかもしれません。

 

そもそも他の楽器がガンガンやりすぎるから、白玉のバッキングに徹してくれているのかも。。

ドラム ←「うるさい」

 

電気の力に頼らずに生音で勝負できるということです。

 

音を出すのに消費カロリーが多い分、感情が音に乗り移って聴こえます。

 

曲のテンポや音の大小をコントロールできるバンドの指揮者的ポジションです。

サックス ←「仕事量が少ない」

 

曲の一部分でリードを取る以外は基本的に吹かずに待機しているため、ずっと伴奏しているメンバーからはうらやましいと思われがちです。

 

ただ、吹いている時間に強烈な印象を残すので、バンドのメンバーとして加わっているわけです。

 

1音1音にかけるエネルギーも、伴奏楽器とは違っているのではないでしょうか。

バイオリン ←「上から目線」

 

フレット楽器のギターなどからすると、フレットのないバイオリンは格調高くて気難しい印象があります(ほとんど被害妄想ですが・・)。

 

それは地道な練習を積み重ねてきた自信の表れでもあるのかもしれません(練習しないとドラえもんのしずかちゃんやサザエさんのマスオさんのような演奏になるんでしょう)。

 

この世でもっとも美しくメロディーを奏でられる楽器の1つだと思います。

ヴォーカル ←「練習しない」

 

楽器が弾けない人は多くても、歌を歌わない人は数少ないと思います。

 

ということは、楽器のプレイヤーよりも格段に多くの人達に評価される大変なポジションなんです!

 

練習でピッチなどは良くなりますが、声質は大きくは変わりません。

 

この声で評価が分かれることが多いですが、決して練習してないわけではありません!

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