子育てをしていると、こちらが教えるのと逆に気付かされることも多くあります。その中には、ギターを弾くときのヒントになりそうなものも・・。せっかくなのでいくつかピックアップして書いてみたいと思います。
文字が読める=楽譜が読める?
音楽における楽譜は、日常生活における文字と共通する部分が多くあると思います。
と言うことは、子供が文字を読めるようになる過程は、楽譜にも応用可能(というか同じ?)ではないでしょうか?
思い出す限り、次のような感じでした。
文字を読む前に、まずものの名前が言えたり簡単な会話ができるようになります。
逆に、まず字が読めるようになってから会話の練習をするというパターンはなさそうです。
始めは、ひらがな1文字ずつの読み方を覚えます。
50音一気に読めるようになるわけではなく、自分の名前に使われているものや、よく目にするものから読めるようになっていきます。
いくつかひらがなが読めるようになったら、今度はそこらじゅうの文字を読むようになります。
絵本の文章、給食の献立表、お店の看板・・まだ読めないひらがなやカタカナ、漢字などは大人に聞いて全体の読み方を理解します。
ある程度のかたまりで読めるようになってきたら、しりとりやカルタなどのゲームで遊ぶようになります。
大人にとっては単なる遊びですが、子供たちはこの遊びの間にも急速に成長していってるんでしょう。
ひらがなの次はカタカナですが、一度ひらがなでプロセスを体験しているだけあって、結構なスピードで覚えてしまいます。
漢字は読み方が複数あるので大変ですね(同じ音が複数のポジションにあるギターみたいです)。
でも、小学生は毎日新しい漢字をいくつも習っています。
今見ると、よくそのペースで覚えていけるなという感じです。
いかがでしょうか?
文字を楽譜に置き換えてもう一度読み返すと、重要なヒントがあるかもしれません・・。
足し算のし過ぎ
子供達が絵の具を混ぜて、いろんな色を作って遊んでいました。
始めは赤と白を混ぜたらピンクになる!とか言ってるんですが、最終的には色々混ぜすぎて大抵どす黒い紫色に・・。
たくさん混ぜないどころか、原色のまま使うのが一番良いことも多いですよね。
ギターで言うと、コードにやたらテンションを入れるとか、無駄に音数が多いアレンジにしてしまうとかのケースが該当するでしょうか。。
シンプルに3和音(トライアド)で良いこともありますし、もしかしたらすべての音を切ってしまう(ブレイク)のが良いかもしれません。
足し算するにしても、元の音を邪魔しないように小さな音で加えることもできます。
シンプルな線でかかれたイラストと、様々な技巧で描かれた絵画のどちらが優れているかは、一概には言えません。
複雑だから良い、テクニックがあるから良い、ではなく、良いと感じるから良い、と判断したいなと思った出来事でした。
楽しくないことだってある
子供の自転車の練習って、乗れない内はやる気を出させないといけないし、ケガをすることもあるし大変です。
でも少し自力で走れるようになると、自分から進んで何時間も乗り回すようになります。
ギターだって楽しいことばかりではありません。
上達している気がしなくて練習へのモチベーションが下がったり、音楽理論が理解できなかったり、会心の出来だと思った曲が全然ウケなかったり・・。
ギターは何か幻想のようなものがあって「楽しくないからやらない」となりがちな気がします。
しかし、良く考えると能動的にやる物事、例えば勉強でもスポーツでも料理でも何でもいいですが、常に楽しいことなんて1つもないと思います。
苦手な科目があったり、筋トレがきつかったり、玉ねぎのみじん切りが面倒だったり・・。
ギターも同じで、楽しくない部分を越えていかないと、もっと楽しい所まで行けないのではないでしょうか。
逆に考えると、ギター以外で楽しくないことをいくつも乗り越えてるので、ギターで出来ないことはないってことですね!
あんまり楽しくないこのブログを最後まで読んで頂けているので、また新たな楽しいことがあなたの目前までせまっていると思います笑
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