ギターを始める理由は人それぞれです。強い気持ちを持って始めてもすぐ辞めてしまうこともあれば、何となく始めても長続きすることもあります。別に、辞めたから悪い、長続きしてるから偉いわけではなく、一歩踏み出すことができたその理由についてあれこれ書いてみたいと思います。案外重要なことが潜んでいる気がするんです・・。
とにかく初めてみる!
冒頭にも書いた通り、ギターを始めた人は何かをやってみようという試みを実現しているので、結果を問わず良いことだと思います。
どうせすぐ辞めるのでは?というすぐ辞めるのを悪とする風潮がありますが、それはそれで次の興味あるものに集中できるから良いのではないでしょうか?
もしかしたら、辞めるという言い方が正しくないかもしれません。
何年かブランクがあった後に、再度ギターを始めたという方もたくさんいます。
「解散」ではなく「活動休止」って感じですね・・。
ちなみに、私はギターを始める前にピアノを習ったことがありますが、バイエルの途中(結構早い段階!)で辞めてしまいました。
ピアノほどでないにしても、ギターもある程度のお金がかかるので、思い立ったが吉日とまでは言えないのが悩ましいですが・・一生モノの趣味が見つかるかもしれないチャンスを逃す手はありません!
ギターをやってみたいと思ったら、早めにチャレンジすることをおすすめします!!
肝心のギターを始める理由ですが、私が見聞きしたことがあるものを以降に書いていきたいと思います。
完全に私見なので、適当に気軽な気持ちでご覧ください~。
特定のミュージシャンに憧れて始める
心酔するミュージシャンがいて、自分も同じように弾いてみたいとギターを手にするケースです。
対象はギタリストに限らず、ギターを手に歌うボーカリストでも構いません。
とにかくその人が好きで、その人のようになりたい!という動機です。
このケースは、始めのモチベーションとしては高めの状態でスタートできます。
ギターをすぐ辞めるということも少ないかもしれません。
何故なら、ギターでやりたいことが明確に分かっているので、迷わずに突き進めるからです!
しかし、ある程度まで進むと停滞することもあります。
曲をコピーしたり弾き方を研究しても対象のミュージシャンを超えることはないので、どこかでオリジナリティを追及する必要が出てくるからです。
その停滞期を抜け出せるなら、ある意味最強のギターを始める理由ではないでしょうか。
モテたいから
これは主に男性で、ロックバンドのギタリストに多い気がします(すみません、勝手なイメージです・・)。
不純な動機に思えますが、モテたいからと始めたギターが段々楽しくなり、気がつけばものすごくハマってしまうパターンが多いです。
現実には、ギターを弾いてモテるのはよっぽど売れてる人か、始めからイケメンの人くらいなのが悲しいですが・・。
親に進められて
クラシックピアノでは良くありますが、最近はギターもポツポツ増えているように思います。
主に小学生くらいの子供に、習い事としてギターを進める感じですね。
これは、ハマればもの凄く上達する可能性がありますが、ハマらなければやらされてるだけになってしまう諸刃の刃ですね!
親や先生の誘導の仕方が鍵になりそうです。
本題と関係ないんですが、最近は東京オリンピックの影響で、スケートボードの教室が流行っているらしいですね。
私のようなオッサンからしたら、街にたむろしてる若者がやってるイメージでしたが(失礼)、一昔前はギターもあんまり良く思われていなかったんですよね。。
ギターのイメージが変わってきたように、スケートボードも練習場所やルールが整備されてきたら一気にメジャーになるかもしれませんね。
暇だから
かく言う私はこの理由でギターを始めました。。
中学生の時、所属していた体育会系のクラブがきつくて辞めたところ、放課後の時間が一気に有り余りました。
何か面白いものはないか探していたところ、家の倉庫に眠っていたギターを弾き出してハマった感じです。
この理由だと、ギターが身近にない場合はなかなか買おうというモチベーションにならないのが難しいですね。
家族や友人で持っている人がいたら、借りてみるなどしたら良いかもしれません。
ギターの練習に必要な時間は確保できている状態なので、後はどれだけギターまでのハードルを低くできるかという感じです!
自然に手に取っていた
音楽一家の場合によくある理由ですね。
「父親がジャズギタリストだったので、幼少のころから気付けばギターを手にしていました。」みたいな。。
これはギターを始める理由を考えることもない、自然なモチベーションですね!
と言うことは、このブログを読んでくれている方がこのパターンのことはほぼない気がします・・。
歌いたいから
ギターがメインではなく、自分の歌を彩る道具としてギターを始めるケースです。
歌の練習に引っ張られて、ギターもどんどん上達していきます。
ただ、目的がはっきりしているので、ある程度弾けるようになったら同じような伴奏ばかりになってしまうこともあります。
そんな時は、ボーカルではなく他の楽器の視点になって考えると、より柔軟なアイデアが出てくると思います。
さいごに
買った当初はあまり読まずに本棚の肥やしになっていた本も、ある時期にはものすごく興味がわいて愛読書になったような経験はないでしょうか?
ギターもいつ生活リズムにハマるようになるか分かりません。
弾かなくなっても、また日の目を見るときが来るかもしれません(自分以外の誰かが弾くかも!)。
もちろん、ギターをそれなり聴かせるには日々の練習が必要ですが、それだけが正義でないところがギターの良いところでもあります。
童謡の伴奏をして子供と歌ったり、友人の誕生日を祝うためにハッピーバースデーの曲を弾いたり、お気に入りのバンドの曲を流して合わせて弾いてみたり・・特別なテクニックがなくても充実した時間を過ごすことができます。
どんな理由であれギターを始めてみて、無限の可能性のある一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか!
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