この前久しぶりにYouTube Musicを開いてびっくりしました!以前は聴けなかったアーティストの曲やあまりメジャーでないアルバムなどが大量に追加されてるのに、恥ずかしながらようやく気付いたんです。。そこで今回は、SpotifyやAmazon musicなどのサブスクを楽しみながらギターに活かす方法を考えてみました。
ギター名盤のチェック
ネットや雑誌で取り上げられているギター名盤を手に入れてチェックしたことがある人も多いと思います。
昔はアルバム自体を買うかレンタルしないと(個々のアルバムにお金を払わないと)聴けないため、どうしても好きなジャンルに偏ったり、数をたくさん聴けなかったりしました。
それが今ではちょっと検索するだけでOKなので、これを利用しない手はありません!
名盤と呼ばれているものはギター奏法的にもハイライトなものが多いですが、何より音楽的に素晴らしいものばかりなので、まず聴いて損することがないです。
もしかしたら、自分のギタースタイルが変わってしまうほど衝撃を受けるアルバムに出会えるかもしれません。
革新的なフレーズができたぞ!とか思ってて、後に実はそれが何十年も前にすでに世に出ていることを知る・・なんて恥ずかしいこともなくなります。
この聴き方は、1曲単位で聴きがちなサブスクであえてアルバム単位で聴くので、その辺りも良い所ではないでしょうか?
そうすることでその時代の空気感もしっかり味わえますし、代表曲だけでない様々なタイプの曲が聴けるのでアーティストへの理解もグンと深まります。
曲順による物語を感じることもできますし、聴き終わったあとの読後感(音楽では何と言うんでしょう?)も格別なものになります。
ルーツ探し
あなたがアイドルとしているギタリストにも必ずアイドルがいて、そのアイドル(あなたの2つ上流)を聴きながら自身のスタイルを築いていったはずです。
なので、理想的なギタープレイに近づくには意外とルーツを辿るのが近道かもしれません。
好きなギタリストの音楽性やインタビューの内容などから影響を受けたギタリストやバンドを探り、検索して聴いてみてはいかがでしょうか?
逆にそっちの方が気に入ることもあるかもしれません。
ルーツを辿って行くと、たまにこれのどこが凄いのか分からない・・ということにも出会います(失礼ながら私のも覚えがあります・・)。
それは、そのアーティストの革新的な音楽をそこから影響を受けた人(1つ下流)が当たり前のようにやっていて、私達の耳(2つ下流)には普通に聴こえてしまっているのもあると思います。
ということは、自分が好きなギタリストがやってることは当たり前のようにできるべきってことでもある??
道は楽しくも険しいですね・・。
ギター雑誌との連携
昔はギター雑誌を毎月欠かさず購入していました。
しかし、最近は気になる記事がある時にしか買わなくなっています。
これは、参考にしていた奏法とか理論の解説記事が少しずつ必要なくなってきたのもありますが、掲載されるアーティストが多様化してきてとても全員分をチェックできず、雑誌の多くを占める新譜発売のインタビュー記事等の必要性が自分の中で薄れてきたのもあると思います。
ただ、サブスクで簡単に新譜も聴けるようになったので、再びギター雑誌の記事が役に立つ時が来たのでは?と感じています。
特にインタビュー記事は、どのような過程で曲ができたかやどんな機材を使ったかなど音を聴いているだけでは分からない様々な情報が得られるのでとても参考になります。
印象的なフレーズは譜面に起こしてくれていることもあるので、自分で弾いてみることも出来ますしね!
まとめ
ギタリストのための「サブスク時代の音楽の聴き方」をご紹介しました。
- ギター名盤のチェック
- ルーツ探し
- ギター雑誌との連携
私自身が新しいものにうといほうなので3つだけになりましたが・・せっかく毎月お金を払っているものなので、これからも有効的に利用する方法を探って行けたらと思います。
ギターを教える立場としては、生徒さんが弾いてみたいと挙げられた曲の音源を持っていなくても、サブスクを利用してすぐチェックできるという利点もあったりします。
とは言えサービスを解約すると聴けなくなりますし、世の中のすべての楽曲が聴けるわけでもないのも事実です。
気に入ったCDなどの音源を購入して所有する利点や喜びもまだまだ残っていると思うので、うまく併用していきたい所ですね。
ライブを観た後に演者さんから直接CDを買うこともありますが、その時の様子はどれも鮮明に覚えていて何物にも代えがたいうれしさがあります。
好きなアーティストのCDジャケットを部屋のインテリアとして飾ってみるのもいい感じです♪
関連記事
ギタリストのための「サブスク時代の音楽の聴き方」 ②
同じ曲をギターで何パターン弾けるか?(サナトリ村アレンジ)
ギターが下手になるライブの見方
YouTubeの危険性と可能性