ギターを弾く人にとって手荒れは深刻な問題です。むけた皮が引っかかったり、痛みがあったりすると演奏に支障が出てしまうためです。私も悩まされてきたのですが、銀歯を外してから改善がみられるようになりました。今回はその体験談をご紹介します。
はじめに
結論から申し上げると、1本だけあった銀歯をジルコニアという素材の歯に交換することで、手荒れが改善してきました。
まだ交換して2ヶ月ほどですが、定期的に手の皮がポロポロめくれる症状がなくなったり効果が実感としてある状態です。
同じ悩みがある方におすすめしたい所なのですが、費用や労力が掛かる上に効果も個人差があると思うので、あくまで経験談の1つとして見て頂ければと思います。
なお、銀歯を外すより以前にタバコを辞めたのですが、これによる手荒れの改善効果は大きいものでした(詳しくはブログ「ギターで禁煙した体験談」をご覧下さい)。
手荒れ(どころか全身の肌荒れ)が酷かった頃は、恐らく金属アレルギー(的なもの)とタバコがダブルパンチで効いていたんだと思います・・。
手荒れが酷くなったきっかけ
子供の頃はあまり歯医者さんのお世話にならなかったのですが、大人になってから1つ大きな虫歯ができてしまいました。
そこで奥歯の1本がまるまる銀歯になるような治療をしてもらったのですが、このタイミングからそれまであまり気にならなかった肌荒れが見られるようになります。
皮がめくれる症状もありましたが、手足の先に水泡のようなものができ、それが破れると液体が出てくる・・という困った状態でした。
ギターの演奏どころか日常生活にも支障をきたす感じです。。
歯医者さんは悪くありませんが、疑わしきは銀歯!だったので皮膚科で金属アレルギーの検査(パッチテストだったと思います)をしてもらいました。
もし金属アレルギーと診断されたら、費用がかかっても銀歯を違う素材のものに変えてもらおうと思ってたんですが・・結局金属アレルギーとは診断されませんでした。
もし金属アレルギーなら食べるものや身に付けるものにも注意を払わないといけなくなるので、それはそれで納得した記憶があります。
銀歯の交換
前述の通り禁煙することで肌荒れが酷い状態から脱したのですが、それでも不自然に手の皮がめくれたりする症状が続いていました。
そんな折、入れてもらった銀歯の寿命(7年くらい?)が来ていることが歯科検診で判明します。
銀歯を交換しないといけないのですが、せっかくなので金属ではない素材のものにしてもらうことにしました。
選択肢としては銀歯の他にジルコニアとセラミックがありました。
詳しくは歯医者さんの情報を見て頂くのが良いと思いますが、ジルコニアの方はセラミックより少し安価で丈夫だが色が自然でないという特徴があります。
人から見える部分は本来の歯の色に近いセラミックが選ばれることが多いらしいのですが、今回は奥歯なので歯医者さんと相談してジルコニアにすることにしました。
保険適用外の歯だったので7万円ほどの費用が必要だったのと、出来上がったジルコニアの歯を合わせる調整が意外と大変でしたが、結果的に手荒れの症状が改善されてきて良かったです!
もし手荒れが改善されなくても、銀歯以外の原因で手荒れが起こっていることがはっきりします。
金属アレルギーと診断されないけど銀歯が原因かな~、やっぱり違うのかな~と思いながら生活するよりは精神衛生上ましなので、銀歯交換の話を聞いた時には金属以外にしようとすぐに決断できました。
ちなみに最初に銀歯を入れるときにも、選択肢としてセラミック等を紹介してもらっていたのですが・・費用面で断念してました!
まさかそこまで悩まされることになるとは、夢にも思わなかったので。。
おわりに
このブログを書くのに歯のことを少し調べていたんですが、最近は保険適用の範囲で銀歯以外を入れられるような制度変更の流れになっているみたいです。
銀歯だけではなんともなくても、何らかの不調(私の場合はたぶんタバコ・・)と合わさると肌荒れのような症状が出てくることもあると思います。
歯の治療1つにしても選択肢が増えて、個人の事情に合った治療が受けられたら良いなと思いました。
ギターではなく健康ブログみたいになってしまいましたが・・以上です!
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