ギターを弾くデメリットを考える

「ギターを弾くメリットはこんなにありますよ！」ってサイトはたくさんありますが、逆のパターンってあまりないですよね。ギターを長く続けてほしいからこそ、ギターを弾くデメリットについて正直に書いてみようと思います。これらを飲み込めたらギターが人生の伴侶になること間違いなし！

ギターを弾けるようになるには多くの時間を練習に費やす必要があります。

そんなことはどんな物事にも共通で当たり前だと思われるかもしれませんが、意外と盲点なのがギター以外のことをする時間が減るということです。

毎日他の趣味ばかりに時間を使うわけにいきませんし、友人と遊びに行ったり飲みに行ったりばかりでは練習する時間が作れません。

ギターに重点を置くなら、少々ノリの悪い人間だと思われるのを覚悟してコンスタントに練習する必要があるということです・・。

これは交友関係の広い人にとっては大変かもしれません！

遊び以外でも、仕事や家事・子育てなどに時間が割かれる人も多いと思います。

どんな人でも1日は24時間しかありません・・。

ギターを弾くために時間を作ったり好きなことを我慢する必要があることが、最初に浮かぶデメリットです。

例えば家庭菜園が趣味なら家族は新鮮な野菜が食べられるのでうれしいでしょうし、できた野菜をおすそ分けしたら友人・知人も間違いなく喜んでくれると思います。

それに比べてギターは目に見える実益がないので、なかなかそうはいきません！

一生懸命練習したりライブで演奏したりしても、家のことをほったらかして好きなことばかりやっていると思われたり、前述の通り友達からはノリが悪いというレッテルを貼られがちになります。

実際にベテランのミュージシャンで、奥さんとの約束で月にライブができる回数を制限している方もおられます(音楽専業ではありませんが)。

家族・友人から冷ややかな目で見られることが多いのが、2番目に思いついたデメリットです。

ギターを弾く女性にはあまり当てはまらないかもしれませんが、男性陣は多かれ少なかれギターを弾いてモテたい願望があるはずです笑

しかし、よっぽど売れているか見た目が良くないと実際にモテることはなさそうです。。

売れたり見た目が良ければ別にギターが弾けなくてもモテるので、実質ギターでモテる可能性はかなり低いと言わざるを得ません！

「モテたい」以外のモチベーションが保てるかが重要と言うことですね！

ギターはメロディーを美しく奏でるならバイオリンやサックスに、広い音域で伴奏をするならピアノに全くかないません。

バンドでもギターは目立っているようでドラムやベースほど重要性がなく、少々間違えても、しばらく弾かなくても曲が成り立つ何とも中途半端な立ち位置です。

ギターが弾けるということに増して、アレンジや音色を工夫して曲の中でいかに活用するかが大事な珍しいタイプの楽器と言えそうです。

ギターは非常にポピュラーな楽器で、ギタリスト人口はかなりの数にのぼります。

感覚的にですが、弾いてなくて物置きに眠っているギターも合わせたら5件に1件くらいは家にギターがあるのではないでしょうか？？

そんな状況なので、エレキでもアコギでもどんなスタイルでも自分より優れたギタリストがどんどんと世に現れることは自明です。

現在では教則動画なんかも無料で山ほど見ることができますし・・。

自分の楽しみとして弾くには全然問題ないんですが、ギターで何かを成すとなるとまるで硬式野球でプロを目指しているような途方もない厳しさがあります。

• 習得に時間が掛かる
• 意外とウケない
• 別にモテない
• 中途半端な楽器
• ライバルが多すぎる

 ギターを弾くデメリットを5つご紹介しましたが、何個飲み込めたでしょうか？

0個：ギターが物置きに行ってしまうかも・・

1～2個：徐々に器を大きくしていけば大丈夫！

3～4個：もう少しで悟りの境地です！！

5個：あなたはギターを弾くために生まれてきました！！！

上記の診断は冗談ですが・・長くギターを弾いてきて感じたデメリットを正直に書いてみました。

かく言う私もギターを始めたころは飲み込んでいたデメリットは0個！なので、、まあ何とかなるんだと思います！

ある段階では知らない方が良いこともたくさんありますしね！！

ってこのブログの意義がなくなるような発言をした所で・・今回はおしまいです。