お年寄りが良くお寿司を食べる理由が分かってきました

スーパーのお菓子コーナーに行くと、たくさんの子供がお菓子を選んでいます。一方お寿司コーナーに行くと、お年を召した方々がパックに入ったお寿司を選んでいる光景を良く目にします。子供がお菓子は分かるけど、どうしてお年寄りがお寿司？？その理由が段々と分かってきました。

言うまでもなく、握り寿司やいなり寿司などのお寿司は子供から大人まで年代を問わず人気です。

好きな食べ物のランキングがあったら、常に上位に入っていると思います(たぶん)。

だったらお寿司コーナーには老若男女さまざまな人がいるはずですが、体感的にはお年寄りが圧倒的に多いです。

これが何故か、長年の疑問になっていました(もっと他のこと考えろって感じですが・・)。

以降に、これまで思いついた理由をザーっと書いて行きたいと思います！

お年寄りにはご夫婦やお一人で生活されている方も多いと思います。

少人数のためにご飯を炊くのはコスパが悪い上に手間ですよね。

その点、お寿司にはシャリが含まれているため、ご飯を炊かなくても炭水化物を取ることができます。

それにネタや具材が色々と入っているため、おかずを作る手間まではぶけてしまいます！

逆に4人とか5人とかで一緒に住んでいるなら、全員分のお寿司を買うのはかなりの費用がかかりますね・・。

普通に十分な量だけご飯を炊いて、おかずを多めに作るのが効率的です。

この辺りがお寿司コーナーにお年寄りが多い、逆に主婦の方々が少ない1番の理由でないかと思います。

家事の中でまあまあの割合を占めているのが、料理が終わった後のお鍋や食べ終わった後のお皿を洗って片付けることではないでしょうか？

パックのお寿司なら別のお皿に移し替えずにそのまま食べることができます。

さらに言うと、割り箸をもらって醤油をパックのフタ側に入れて食べると何と洗い物がゼロになります！

もちろん分別して捨てるには洗う必要がありますが・・それでもかなり労力が削減できそうです。

これも労力削減系の理由です。

カップラーメンですら、お湯を沸かして、かやくなどを適切にセットして、お湯を入れて、何分か待って・・という工程が存在します。

その点、お寿司なら冷蔵庫から出してきて蓋を開けて醤油を準備すれば食べられます。

猫舌の方ならラーメン等を食べ始めるにも時間がかかると思いますが、お寿司ではそれもありません！

私はアラフォーですが、昔よりは油ものとか刺激の強いものを控えるようになってきました。

食べてる間は別においしいのですが、食べ終わった後に胃がもたれたりお腹の調子が悪くなったりするためです・・。

もっと年を取ればさらにそれが加速することは容易に想像がつきます。

その点お寿司はあっさりしていて、かつ美味しいという夢のような食べ物で良いですね。

個人的にはシャリのお酢と醤油の作用？で食べてしばらくすると喉がすごく渇きますが・・。

食べ盛りの子供がいるような家庭では胃もたれ等の心配がないので、もっとガッツリした食品のコーナーに行くことが多くなるんでしょうね。

これも身体いたわり系の理由です。

入れ歯をしていたり、あごの噛む力がなくなってきたりすると、当然分厚いステーキなんかはきつくなってくると思います。

ご飯やパンでさえ、年齢を重ねるとやわらかい方の調理を好む傾向があると思います。

その点お寿司は口の中でさらっとほどくように食べられますね。

タコとかアナゴとかちょっとかたいこともありますが・・。

その辺のネタの入り方もお寿司コーナーでチェックされているのかもしれません。

年齢を重ねると、色んなことに保守的になっていく傾向があると思います。

新しいお店ができたら真っ先に行ってみるタイプだった！という人も、年齢を重ねたら良く知ってるお店に行くことが多くなるのではないでしょうか？

同じように、おいしいかまずいか、きちんと食べきれるか、胃がもたれないか・・などが不明な新しい食べ物にあえて挑戦することも少なくなってくると思います。

お寿司がどんな食べ物かは・・十分に分かってますね。

食べ盛りの若者にはお寿司1パックだけでは物足りません。

しかし年齢を重ねるごとに、あのくらいが丁度良い量になってくるんだと思います。

これまでの理由と合わせると、まさに1パックにすべてが詰まっていてすべてが済む食事の理想形ですね！！

そりゃ毎日食べてたら栄養バランスが悪そうですが、たまになら全然問題なさそうです。

そういえば今では回転寿司のお店が色々な所にありますが、昔はお寿司と言えばお祝いの時とか食べる機会も限られていたと思います。

そんな特別感もお寿司コーナーに足を運ぶ要因の1つかもしれません。

とりあえずお寿司コーナーを覗いて、割引のシールが貼られてるものがあったら超お得ですもんね！

私も後数十年、生きていられたら同じようにスーパーのお寿司コーナーの常連になっているかもしれません。

いや、今でもちょいちょい覗いてますが・・。

どこかで見かけた際はそっと見守ってやって下さい。