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練習してるのに上達しない原因【演奏フォーム編】

真面目に反復練習しているのに全然うまくならない!と思ったことはありませんか?原因は様々考えられますが、今回は誤った演奏フォームが上達のさまたげになった例をご紹介します。

恥ずかしながら私自身が最近体験したことなのですが、これまで普通に弾けていた曲が思うように弾けなくなりました。

 

これはまずい!最近練習不足かな?と思い一旦テンポを落として反復練習したものの、状況は改善されません。

 

一旦練習の手を止めて考えた所、いつもよりもギターを立てて弾いていることに気が付きました。

 

 

 

どうやら、練習しないとと言うあせりから無意識に体に力が入っていたようです。

 

力んで演奏フォームが崩れた状態で練習を繰り返すため、うまく弾けずさらに力むという負のスパイラルになっていました。

 

 

 

個人の体形や演奏する音楽などで、理想の演奏フォームは変わると思います。

 

しかし体に負担がかからず演奏に集中できる自然な姿勢が良いのは、共通しているのではないでしょうか。

 

私の場合は主に立ってギターを弾くのですが、次のようなことが起こっていました。

上図はギターを抱えた状態で見た時の、弦とピックの角度を表しています。

 

弦は地面と平行になっており、座ってギターを弾いている時のイメージです。

 

弦とピックの角度は状況によって変わりますが、ここでは30°が自然に弾く時の角度と仮定します。

 

 

立って弾く時はギターに少し角度がつきます。

 

30°ギターを傾けるとすると、次のようになります。

座っている時と同じ30°でピックを当てようとすると、ピックが水平方向を向くことになります。

 

これくらいまでなら、座っている時とそれほど感覚が変わらずに弾けそうです。

 

 

 

ところが、うまくいかないことがあって力みが出てくると次のような状態になります。

ギターが45°傾いた状態です。

 

力むとギターに角度がつくのは、言葉通り力が入っているのもありますが、より指板を注視しようという意識も働いてそうです。

 

この状態で座っている時と同じ角度でピックを当てるには、もはや逆アングルのようなフォームにならざるを得ません。

 

これではいくら反復練習しても結果が伴わないですよね・・。 

 

プロ野球中継を見てると、調子の良くない選手に対して解説の人が「打撃フォームが崩れてますね」とか言ってるのを良く耳にします。

 

プロの選手でも少し変わると出来なくなるくらい、フォームって大事なんだなと思い印象に残っているフレーズです。

 

スポーツと楽器では勝手が違うかもしれませんが・・前者はコーチとかが指摘してくれますが、後者は自分で気付くまでそのままのことが多いです。

 

なので危険性は楽器の方が断然高そうですね!

 

 

 

そういう意味では、ギターのモチベーションが上がらない時は全く違うことをするというのも理にかなってます。

 

悪い情報をリセットすることができるので・・。

 

練習しても結果がついてこなければメンタルがやられてしまうので、それを回復する意味でも効果がありそうです。

 

 

 

今回は演奏フォームが原因でしたが、練習しても上達しない原因は様々考えられます。

 

例えば速すぎるテンポで練習してるとか、本番とちがう音色で練習してるとかですね。

 

今後少しずつ整理していって世の中の「努力しても報われない」状態を減らせるように努力する所存です!

 

あ、力んだらあかんあかん・・マイペースでいこ。。

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