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気になった教則本は迷わず買うべき理由

楽器屋さんや本屋さんで見つけた気になる教則本、買おうかどうか悩んだことはありませんか?こういう時、基本的には購入しておいて損はないと考えています。教則本を色々買うのが単なる浪費ではない理由とは・・?

理由①:他の教則本を補完できる

 

すでに同じテーマの教則本を持っている場合、例えば音楽理論の本を1冊所有しているけれど音楽理論を扱った他の本が気になった時、内容がダブるからと購入を見合わせるべきでしょうか?

 

答えはその人の理解度や本の内容にもよりますが、買ったほうが正解のケースが多いと言えます。

 

なぜなら、1冊だけで内容を完全に理解することは(天才でないと)不可能だからです!

 

 

 

どんなに丁寧な教則本でもページは有限なので、どうしても省かれる説明などが出てきます。

 

そこに引っ掛かってしまうと中々先には進めません。

 

しかし違う教則本があるとその内容を補える可能性があります(本を手に取って気になったということは、そういった内容だからとも言えますね)。

 

全く同じ内容の教則本は存在しないので、何かしら得られるものがあるはずです。

 

 

 

学校の勉強でも教科書だけで分かることはまれで、例えば参考書とか辞書とか塾のテキストとかで補完しましたよね。

 

あまりに冊数が多くなると逆効果かもしれませんが、違う視点から見るという意味でも同じテーマの教則本を複数所有するのはありだと思います。

理由②:後々必要になる

 

内容が理解できなかったり、テクニック的に難しくて弾けず現時点では取り組めない内容が多い教則本でも、いつか必要な時が来ます。

 

なので、習得したいと思う内容がある程度含まれていたら買いです!

 

 

 

良くあるのは、教則本の始めの方はある程度大丈夫そうでも、後半はチンプンカンプンで役に立たなさそうというパターンです。

 

教則本の一部だけを買うことはできないので少しコスパが悪い気がしますが、将来的に後半の内容も有益になってきます。

 

 

 

ギターを続けていたら、例えばちょっと変わった雰囲気のスケールを覚えてみようとか、幅を広げるためにいつもと違う音楽ジャンルに手を出してみようとか、様々な願望がでてきます。

 

もちろん音楽を聴く耳が肥えてきたり、演奏のレベルが上がってチャレンジできることが増えるのもあるでしょう。

 

手元に教則本があると、そんな時に新しいことに手を出すハードルも低くなります。

理由③:買えなくなる

 

普通のベストセラーの本などであれば、手に入らなくなることはまずありません。

 

新刊の時期が過ぎても古本屋に行けば置いてますし、重版されることもあります。

 

しかし教則本は一度チャンスを逃すと中々めぐり合えません。

 

 

 

楽器屋さんなどに置いている教則本の入れ替わりサイクルは意外と短いです。

 

今度買おうと思っていた「今度」にもう置いてないことは良くあります。

 

今はネットショッピングという手もありますが、それでも見つけにくい印象です。

 

 

 

運よく中古で見つかっても状態が悪かったり、付属のCDがない状態だったりします。

 

発行部数が少ないからか、謎の高値がついてたりすることもありますね・・。

 

 

 

よく知らないのですが、教則本も電子書籍化されてたりするんでしょうか?

 

もしデジタル化が進めば慌てて買うこともなくなるのかなと思いつつ、配信する企業の都合で急に手に入らなくなるなんてこともありそうです。

 

現物の本として持っておくことの重要性はまだまだ残っているのではないでしょうか。

理由④:買ったらやる気になる

 

これは心理学的に何か名前が付いている効果かもしれません。

 

タダで手に入れた情報よりも、自分がお金が払って手に入れた情報の方が大事にするし、取り組むモチベーションも高くなると思います。

 

例えば図書館で借りた本を返却期限までに1ページも読まなかった、なんてことはないでしょうか?

 

YouTubeで弾き方を説明する動画を見たのに、見ただけで全然実践してないことは??

 

 

気軽に情報が得られることはありがたいですが、その分取り組み方も軽い感じになってしまうことが多いです。

 

一方、対価を払っていると気持ちも真剣になります(損したくないですし!)。

 

教則本を自分で買うことは、それだけで払ったお金以上の価値が付いてくる行為なのかもしれません。

理由⑤:目的と違う使い方もできる

 

理由②で「後々必要になる」と書きましたが、逆に必要なくなることもあるかもしれません。

 

もしくは思ったよりも自分に合ってなくて、すぐ使わなくなる教則本もあると思います。

 

それでも、捨てたり倉庫の奥にしまうのはちょっと待って下さい。

 

本来の目的とは違う使い方もできるんです!

 

 

 

例えば余裕で弾きこなせる内容の教則本でも、楽譜を読む練習をするという目的で使うと良い教材になることがあります。

 

音源のCDがついている場合は、答えのある耳コピの教材としても使えますね。

 

また、人にギターを教えるときに参考にするなんて使い方もできます。

 

あったらあったで何かと役に立つので、迷ったら取り合えず購入しておいて損はありません!

さいごに

 

今回は教則本がテーマですが、教則DVDでも大体同じことが言えると思います。

 

ただし、本のように開けば読めるわけではないことだけは気に留めておきたいです。

 

私はビデオ(VHS)の時代に色々とギターの教則ビデオを買ったのですが、今のDVDの時代では再生できる機器もなく、棚の肥やしになってしまっています。

 

見直したいものもあるのですが中々重い腰が上がりません・・。

 

本という形式はやっぱり凄いですね!

 

 

 

それでは最後に、私がチャンネル登録しているあるオタク系YouTuberが言ってた格言をご紹介して、このブログを終わりたいと思います。

 

「(グッズを)買うは3日の後悔、買わぬは3年の後悔」

 

良い教則本ライフを!

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