曲のギターアレンジをしていて何気なくアルペジオフレーズを作ったんですが、これが最初は全然弾けませんでした。それもパッと見はそんなに難しくないんですが・・。ぜひ挑戦してみて下さい!
五線譜/TAB譜
さっそくですが弾けなかったフレーズがこちらです。
開放弦を織り交ぜて爽やかな雰囲気を出したアルペジオです。
右手はピックでオルタネイト(ダウンピッキングとアップピッキングの繰り返し)で弾きます。
BPMは150くらいのイメージです。
押えたことのないコードフォームがあれば当然難しいと思ます。
しかし高速フレーズでもないし、リズムも一定なので慣れている人間なら簡単簡単・・と思っていたのですが。。
みなさんはいかがだったでしょうか?
私はいざ続けて弾いてみると全然弾けませんでした!
特にBsus4とC#m9の部分で引っ掛かってしまいます。
YouTubeでアップする曲のために録音しようとしていたので、これはかなり焦りました!
しかし弾けないままではダメなので、その原因を探って練習することにします。
意外と難しい原因
まず、最初のAadd9の押え方が適当でした。
次のBsus4の方が難しいのでこちらに意識が行きがちですが、実は勝負はAadd9から始まっています!
ギターで難しく感じることの1つとして、コードチェンジが挙げられると思います。
今回、次のコードに最もスムーズにコードチェンジできるAadd9は、3弦2フレットを薬指、4弦2フレットを中指で押えるフォームだと思います。
これだとBsus4に行く際に押えている指はそのまま4フレットにずらすだけで済むので・・。
Aadd9はローコードのAから2弦を開放弦にしてあげるフォームがまず思いつくので、始めはそれで押えてしまいがちです。
しかしそれだと指がバタつき気味になり、Bsus4でミスする可能性が高くなってしまいます。
特に私は3弦2フレットを人差し指、4弦2フレットを中指で押えるタイプだったので、Bsus4の最初の音が間に合わないことが頻発しました(Aadd9の最後の音とBsus4の最初の音がどちらも人差し指で押えているため)。
次にオルタネイトピッキングによるアルペジオが苦手なことも原因でした。
私はフィンガースタイルで弾くことが多いので、今回の譜例のようなアルペジオは普段指弾きでやってしまいます(それなら簡単!)。
しかし今回はクリアな音にしたかったのでピックを使った所、慣れてないことを急にやるもんだからまあまあミスタッチが出てしまいました。
オルタネイトで弦を移動するってなかなか難しいですよね・・(自分の中ではできると思ってた)。
これは初心に帰って真面目に練習です!
まとめ
今回はこんな感じで左手と右手に別々の原因があり、それが同時に起こることで全然弾けない状態になっていたと考えられます。
逆に言うと、原因を一個一個つぶすことで弾けるようになるということですね!
面倒なので一気に解決したい所ですが、細分化して分析することが大事だと改めて感じさせられました・・。
今回のフレーズで、私と違った箇所で引っ掛かった方もおられると思います。
1人で原因究明するのはなかなか難しいですが、ぜひ気長に取り組んでみて下さい・・。
他の楽器には出せないギターらしさ満載のフレーズなので、きっと役に立つ時が来るはずです!
(逆にスッと弾けた方はスゴイです!今度ギターを教えて下さい~)
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