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修理から帰って来たギターをすぐ売った話

先日、生まれて初めてギターを売りました。しかも修理から帰ってきたその日にです!あまり無い経験だと思うので、ブログに残しておきたいと思います。

売却したのはこちらのギター。

 

Cole ClarkのFL2ECです。

 

ピエゾ、コンタクト、コンデンサーの3wayピックアップを始めから搭載しており、即戦力なエレアコ!

 

ラインの音色もさることながら、見た目も良くて気に入っていました。

 

 

 

新品で購入したのは1年ほど前なのですが、修理に2回出しています。

 

1回目は、傾けたりしてギターの姿勢が変わるとバリバリッ!と不快な電気ノイズが発生するようになったので修理してもらいました。

 

このときはシールドを差すジャック部分を交換してもらい、ひとまず症状は収まりました。

 

 

 

それから数か月後、今度は何もしなくてもノイズが常に発生するようになってしまったため、2回目の修理に出しています。

 

1回目の修理と同じく、電気系統のトラブルですね・・。

 

ギターの配線等を調整してもらいノイズは収まったのですが、この時にメーカーから言われたコメントが売却のきっかけになりました。

 

それは「今と同じような弾き方をしていたら、また壊れる可能性があります」というものです。

 

そもそも電気系統の調子が悪くなったのは、私の弾き方が原因でした。

 

普通に弦をはじくだけではなく、結構ボディを叩く奏法も使っていたんです。

 

叩き方は色々あるのですが、致命的だったのは右手をグーにしてブリッジとストラップピンの間ぐらいの位置でボディを叩き、バスドラのような効果を出すやり方でした。

 

おそらくその辺りにコンタクトピックアップがついており、叩いている内に徐々に電気系統のバランスが崩れてしまったようです。

 

 

 

ピックアップの位置で叩くなんて!と思われるかもしれませんが、そこで叩く音が1番良かったんです。。

 

たぶんダイレクトに音を拾ってくれてるから良い音になったんでしょうね。

 

元をたどれば、そういった叩く音をうまく拾ってくれるからこのギターを購入している訳ですが・・。

 

 

 

2回目の修理に出す時に、弾き方に制限がかかるかな?とは何となく感じていましたが、悪い予感が的中してしまいました。

 

パーカッシブな音を出すためにこのギターを選んだのに、もうその使い方は出来ない・・。

 

修理の結果を聞いてからさすがに小一時間悩みました。

 

しかし、目的が達成できないなら売って元手を作り、新たなギターを探した方が良いという結論に至りました。

 

修理の仲介をお願いした楽器屋さんで買い取りもされていたので、そのまま売却した次第です。

 

実はギターを売るのは初めてです!

 

これまでに通算10本以上はギターを所有してきていますが、売ったことはありません。

 

ギターを始めたころに使っていたギターは弾きつぶして売れない状態ですし、それ以降に買ったギターにもそれぞれ用途があるためです。

 

目的が達成できないので仕方ないとは言え、何か大事な人と2度と会えなくなるような気持ちになりました。。

 

まあ1年くらいしか使ってないのですが・・ほぼ毎日触っていたのでやっぱり思い入れがあります。

 

もしどこかで今回のギターを手に入れられた方がいたら、ぜひ大事にしてやって下さい!

 

 

 

ちなみに今のメインギターは同じCole Clarkのものです笑

 

ただこれは今回売ったCole Clarkよりかなり昔に買ったもので、2wayでコンデンサーマイクがついていない仕様です。

 

15年くらい使っておりもちろんガンガン叩いてるのですが、1度も調子が悪くなったことはなく今でも安定度抜群です!

 

 

 

今回の件で、理想のギターを探すことの難しさを実感しました・・。

 

しかしまた新しいギターと出会えるかと思うと、少しワクワクする感じもあります。

 

このブログを読んで頂いたみなさんにも、生涯の愛器が見つかりますように・・。

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