せっかく思い付いたギターフレーズを忘れてしまったことはありませんか?もしかしたらそのフレーズからイメージが膨らんで、名曲が生まれていたかもしれません!今回はフレーズに限らずギターに関する色々な情報のメモ方法について考えてみたいと思います。
文字のメモ
一般的にメモと言えば文字!ということで、まずは字のメモのくくりです。
私事なのですが、ブログを書くようになってからメモをすることが格段に増えました。
今の所、週に1本のペースでブログを更新するようなスローペースなのですが、それでもある程度内容のあるものをコンスタントに書くのは大変です。。
元ネタがあってそれに肉付けして文章にしていくのも大変ですが、その元ネタ自体がない状態だと、もはやいつブログが書けるか分かりません!
パソコンの前でウンウンうなって考えてもなかなか出てこないものですし・・。
なので普段の生活の中で思いついたことはすぐにメモするようになってきました。
これまでも、ギターを弾いた後には練習日記をつけてきましたし、ライブで演奏した時は反省点や所感を残していました。
次に取り組む曲の曲名やそのアレンジのアイデアもメモしてきましたし、ソロギターのレパートリーを表にまとめたりもしていました。
それらは習慣化していてあまり深く考えていませんでしたが、ブログを何年か続ける内にそれらメモの重要性がより身に染みてきた感じです。
賢い人なら頭の中ですべて済ませてしまったり、意識しなくても自然に処理できることなのかもしれません。
しかし私はすぐに忘れてしまうので、脳ミソ以外の媒体で何とか補助しようという自己防衛本能が働いているのかも・・。
とにかくギターに関することでもメモが役立つので、もし何か大事なことを忘れた経験があったらやってみて下さい!
別に大層な内容でなく、ちょっとしたことでもOKです。
友達に教えてもらったおすすめのバンドの名前や、聴いていてカッコ良いなと思ったギターソロが入っている曲などでも、残しておけば後で聴いたりコピーしたりして消化できます(一歩前進!)。
メモする媒体は何でも良いと思いますが、忘れない内にすぐメモできることが重要です。
例えばパソコンは便利ですが、電源ボタンを押して、起動するまで待って、アプリケーションを開いて・・としている内に忘れてしまうこともあります。。
例えば晩御飯のお皿を洗っている時に何か思い付くこともあるので、すぐにパソコンを触れるとも限りません。
その点、紙とペンは凄いです!
私も台所の流しの横に広告の裏紙とペンを置いています。
大抵はなくなりそうな調味料や料理の材料など、買い出しのメモに使ってますが・・それでも有用は有用です!
もう少しきちんとしたものだと、手帳が良いですね。
常に持ち歩くものですし、もちろん鉛筆やペンですぐに書き込めます。
日付け等のレイアウトもされているので、整理もしやすく見やすくなります。
スマホのメモ機能やメモアプリも使えます。
これも常に持ち歩きますし、最近は何でもスマホなので手に取っていることも多いです。
文字データで残るので、そのままスマホ上やパソコンに転送して清書したりしてアイデアを電子データとしてまとめることが出来るのも大きいです。
音のメモ
当然ですが、ギターでは音を残しておきたいことも多いです。
思い付いたメロディー、自分流に改良したフレーズ、時間を掛けて作ったギターアレンジ等々・・その時はどんなに印象深いものでも、少し時間が経つと意外と忘れてしまいがちです!
五線譜に残すのがアカデミックですが、慣れていないと結構な時間が掛かってしまいます。
やはり各種の録音機能を使うのが簡単ですね。
楽譜と違って聴き直す分の時間が掛かりますが、その時にプレイヤーとしてではなくリスナーとして録音したものの良し悪しを判断できる利点もあります。
生音ならスマホのボイスメモのような録音機能、ラインならMTR(マルチトラックレコーダー)やアンプシミュレーターの録音機能など、ボタンを押してすぐに録音できるものが良いです。
スマホで動画を撮れば指使いまでメモできますが、きちんと映るように位置を調整しないといけないので場合によりけりといった所・・。
録音した後は、分かりやすいタイトルを付けておけば後で聴き直す時に楽です。
録音する音は、決してギターの音だけとは限りません。
ギターが持てない状況ももちろんありますし、そこまでいかないアイデアもあると思います。
例えばとっさに出てきた良い感じの鼻歌やリズムだけのアイデアなどは、忘れない内に生音でさっさと録音してしまうのがベストです。
後から聴き直すと全然大したことないアイデアなことも数多くありますが・・。
それでも10回に1回は良いものが出るかもしれないので、忘れる前に保存することは大事だと思います。
写真のメモ
スマホで撮る写真もメモとして使えます。
良くあるのが、アンプやエフェクターのセッティング(ツマミの位置)を写真に撮っておき、再現するときに確認するやり方です。
デジタルな機材なら状態を保存しておくことも可能かもしれませんが、ギター関連にはまだまだツマミを自分でいじるタイプのものも多くあります。
このツマミは何時の位置で・・と文字や絵で残すのは手間ですが、写真なら一発で済みますね(昔は考えられなかった携帯の進化・・)。
後、ちょっと失礼なのですが、人の顔を忘れないように写真を撮っておくという使い方もできます。
ギター関係なら、ライブで共演した人や見に行ったライブで目に(耳に)付いたバンドメンバー等ですね。
私だけかもしれませんが、人の顔を覚えるのが苦手なので演奏中の写真や一緒に撮る記念写真は重宝します。
もちろん演奏中は動画だけでなく写真もNGなことも多いですし、勝手に人の顔をパシャパシャ撮るわけにもいかないので、しっかり確認してから撮影して下さい!
さいごに
文字のアイデアを肉付けして清書したものや、きれいめに撮った動画のアイデアをSNSやホームページ、動画投稿サイトなどにアップすることは、公開されたメモを残しているとも言えます。
これらは手元にバックアップはあるにしても、置き場所を取らずに保存しておけるメリットもありますね。
アドバンスドなメモとして活用してみても良いかもしれません。
PV数が多くないのに私がブログやYouTube(チャンネルはこちらです)を続けられているのも、そういった感覚が少しはあるからなのかもとこの文章を書いていて感じました。
もっともっと進むと、教則本の出版とかアルバムの作成といったことも見えてくるのでしょうか・・。
本当は残したメモを見返して活かし、ステップアップしていければ良いのですが、その辺はまだまだ実践できていません。
最後に自省するような感じになりましたが・・ここまで読んで頂きありがとうございました!
少しでも参考になる点があったら、ぜひメモしておいて下さい。
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