中学二年生くらいの時にギターを始めたのですが、文字通りギターで中二病的なこともたくさんやってきました・・。今回のブログでは今まで心の奥にしまっていた恥ずかしい過去をお話しして、成仏させたいと思います!
自作インレイ
まずは自分でインレイを作った話です。
インレイとは、ギターの指板やヘッドに貝などをはめ込んだ細工のことですね。
音にはあまり関係しないかもしれませんが、素晴らしいインレイが施されているギターは芸術的とも言える見た目になります。
私はもちろん、自分で何かをカットしてはめ込むような高度なことをしたわけではありません。。
シールを貼るという超簡単な方法で、ギターを飾ろうとしたんです!
たまにうまい感じにステッカーを貼ったギターを弾いている人がいますが、そんなセンスの良いものではありません。
貼ったのは、当時の少年誌の付録についてたシールです。
なので主に漫画のキャラクターの絵柄ですね。。
何を思ったか、それらを指板(フレットとフレットの間)に次々と貼って行きました。
どんなキャラがいたかはほとんど覚えていないのですが、唯一「Let's ぬぷぬぷ」という漫画のネコみたいなキャラのシールを貼ってたことだけは覚えています(検索して頂ければそれをギターに貼るヤバさが分かると思います・・)。
指板のほぼ全面にシールを貼った後、ようやく見た目の異常さに気付くことになります。
その後、すべてのシールを丁寧にはがす作業に入りました・・。
どうでも良いですが、昔のシールなので今のやつみたいに綺麗にはがれません!
しかし、指板が木材でなくカーボンかグラファイトかそんな素材だったのがまだ救いでした(丈夫!)。
写真を撮っちゃダメ
ギターを弾かない友人が、何気なく私のギターを持って写真に写ろうとしたことがありました。
ギターを持ってない人からすると、珍しいからちょっと一緒に写っとくかくらいの軽い気持ちだったんだと思います。
しかしその時私は・・「自分のギターを他人に持たれて写真を撮られるのは嫌だ」と言って制止したんです!
大事なギターをひょいひょい持たれては困るという気持ちなら分からなくもないですが、当時の私は彼女を取られたような気持ちになっていたように思います(←人間の彼女はいない)。
その時の友人の困惑した感じは忘れられません。。
最終的には自分の発言が恥ずかしくなってきて撤回、友人は私のギターと一緒に写真におさまりました。
家の物置をさがしたら、当時の写真が出てくるかもしれません・・。
歪ませ方を知らない
ギターを始めて数年たった時に、初めてエレキギターを手にしました。
当時はバンドを組むのが流行っていたので、気持ちは逸るばかりです。
エレキギターは新しく購入したものですが、アンプは物置に眠っていた古いチューブアンプがあったので、さっそくそれを使って弾いてみることにしました。
いざ音を出してみても・・イメージしていたギターヒーロー達の「キュイーン!」という歪んだ音は出ません。
それまではガットギターやアコギしか弾いたことがなく、エフェクターの存在なんで全く知らなかったんです!
しかも、今考えるとその時使っていたアンプはボリュームが1つでゲインのツマミもなく、アンプでも歪んだ音が作れません。
不良品じゃないのか?と思いつつ色々試していた所、何とエフェクターなしでも歪んだ音色を作ることができるようになりました。
その方法は・・アンプのボリュームを音が歪むくらいまでガンガンに上げることです!
これって何十年も前、エレキギターはクリーントーンで弾くのが当たり前な時代の歪ませ方ですね・・。
自力で発見したのは我ながら凄いと思うのですが、それも世の中に歪んだギターの音が溢れているから「これだ!」と思っただけで大したことない話です。
家に誰か他の人間がいるときはうるさくて出来ない方法ですし・・(幸い田舎なので近所迷惑にはなりませんでした)。
結局、エフェクターの存在に気付くまではゴリゴリのロックもクリーントーンで練習してましたとさ。
ギターを彫る
小学生か中学生の時に、図工の授業で彫刻刀を使いますよね?
あれで自分のギターのボディに彫り物を入れたことがあります(!)。
今考えると結構ヤバいやつですね。。
さすがに表側とかの目立つ位置には彫りませんでした。
彫ったのはストラトタイプのエレキギターだったのですが、ボディの裏側のスプリングが入っている部分がありますよね。
あこの側面に彫った感じです。
彫ったのは文字なんですが・・恥ずかしすぎてどんな内容かは言えません笑
もちろんこれも彫ってしばらくすると後悔の念が出てきます・・。
結局何を彫ったか分からないように、文字の周りを彫りまくって消してしまいました。
もしあなたが、ボディの裏側に変な彫り物があるギターを見たら、それは私の使っていたものかもしれません(ちょっとホラー・・)。
速弾きが全くウケない!
高校生の頃、友達が彼女を連れて私の家に遊びに来たことがありました。
この状況・・当然ギターあるあるの「何か弾いて」が発生します。
良い所を見せたい私は、歪ませたギターで当時流行っていた曲の速弾きソロを披露しました。
うまく弾けていたかは別として、一応聴き終わった後も彼女は「え?それで?早く曲を弾いてよ」とキョトンとしています。
おそらく、普段ギターのパートだけを聴くことがないので、速弾きソロは彼女の中では音楽ではなかったんだと思います。
その後の気まずい感じと言ったらありませんでした・・。
ある意味、ギターだけで音楽ができているわけではないという教訓を得た瞬間です!
関連記事
ギター中二病あるある
ギターに関する面白写真を集めました
レゴのストラトを作ってみました!
速弾きギタリストのピッキング回数を計算する!