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ハゲやすい音楽ジャンルはどれ!?

人の見た目に対するコメントにかなり気を使わなければいけない昨今の風潮ですが・・。今回はどうしても書かずにいられなかったテーマ、ギタリストの「ハゲ」についてです!私もそろそろ鏡で生え際を確認するような年齢になってきたので、内容のバカさ加減はご容赦下さい。。

突然ですが、ポップスやロックから入ったギタリストは他のアカデミックな音楽にコンプレックスを持ちがちではないでしょうか?

 

私もご多分に漏れず、クラシックやジャズから入ったギタリストをうらやましがっていました。

 

同じような境遇の、昔バンドを組んでいた友人ともこんな感じで毒づいていました。

 

「ジャズとかあんな難しい音楽やってるからハゲるんやろ」

 

 

 

月日は経ち・・アカデミックな音楽へのコンプレックスはなくなってきましたが、先ほどの毒づきの内容だけはずっと引っ掛かったままでいました。

 

何となくジャズギタリストにハゲている人が多い気がするけれど、実際はどうなのか?

 

このつまらない疑問を解決すべく、今回は統計を取ってみることにします!

 

 

 

とは言えきちんと調べるには知識も労力も不足しているので、次のような条件でいきたいと思います。

 

調査には「ギタリスト400(音楽之友社)」という世界のギタリストが沢山紹介されている本を使用します。

 

この本は1995年発行と大分古いのですが、幅広いジャンルのギタリストが紹介されていることと、私の愛読書だったので載っているギタリストの多くを知っているということから、今回使わせてもらいます。

 

400人のギタリストが掲載されているのですがちょっと数が多いので、特に重要なギタリストとして章を分けて紹介されている114人を対象とします。

 

内容があれなので具体的な名前は挙げられませんが、ジミヘンやエリック・クラプトンなどのレジェンド達114人が対象というイメージです(この2人はハゲではありません!)。

 

 

 

ジャンル分けに関しては様々異論もあるかと思いますが、次の4つにざっくり分けたいと思います。

 

  • ロック/ブルース
  • クラシック/フラメンコ
  • ジャズ/フュージョン
  • カントリー/フォーク

本が発行された時代背景により、ロックやジャズの人選が多いなど各ジャンルの人数にどうしてもばらつきがあります。

 

なので、そのまま数えるとロックやジャズが不利(?)になってしまうので、各ジャンルの合計人数に占める割合を比較したいと思います。

 

それでは気になる結果ですが、次のようになっていました。

 

戦前の予想通り、ジャズ/フュージョンがトップです!

 

26%なので、4人に1人がハゲってことですね。

 

これはかなり高い割合ではないでしょうか。

 

 

 

意外だったのが、ロック/ブルースが13%と高かったこと。

 

比較的見た目のカッコ良さも重要視されるジャンルだと思うので、これは我々中年男性にとってはうれしい結果です。

 

もしかしたら隠している(カ○ラとか・・)こともあるかもしれないので、潜在的には20%くらい行くのかもしれません(特に根拠はありません・・)。

 

 

 

具体的に数字を出せましたし、これで昔からの疑問は解決しました!

 

しかしジャズ/フュージョンをやるからハゲやすいのか、ハゲやすい体質の人がジャズ/フュージョンに興味を持ちやすいのかは分からないので、これからこのジャンルに取り組もうという方も心配はいりません。

 

むしろ、それぞれの音楽ジャンルで求められる理想の見た目がどんなものかが影響している気がします。

 

 

 

フォローしようとしてよく分からない感じになってきました・・。

 

ここで、せっかく集計するのでついでに調べた他のデータもご紹介したいと思います。

 

まずは、ヒゲを生やしているギタリストの割合です。

 

時期によっては同じギタリストでもヒゲがあったりなかったりしますが、そういった場合は私の独断と偏見で、そのギタリストはどちらのイメージが強いかで決めさせてもらいました。

 

こちらもジャズ/フュージョンがトップでした!

 

何かと毛に縁のあるジャンルですね・・。

 

私はきれいにヒゲが生えない体質なので、これはうらやましいです。

 

他には、ロック/ブルースの34%は納得ですが、クラシックでもわずかにヒゲを蓄えたギタリストがいたのは驚きです。

 

 

 

もう1つ、同じ頭髪でも長髪の割合を見てみたいと思います。

 

これはロック/ブルース、というかハードロック勢がほぼ長髪なので、ダントツトップになっています!

 

最近は必ずしもハードロック=長髪ではなくなってきているので、当時の流行が伺えます。

 

 

 

それにしても、ここまできてまだカントリー/フォークが0%ですね。

 

丁度良い髪の量で、ヒゲもなく長髪でもない・・。

 

まるでシュッとしたサラリーマンのようです!

 

やっぱり、ジャンルごとに求められる理想の見た目ってあるんですね。

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