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意外と役立つ!ギターの裏技【パート②】

大したことではないけれど、知っていれば何かと役立つギターの裏技!第2弾の今回は機材に関するものを中心に、あれこれ6つご紹介します。

エフェクターを踏みやすくする

 

足元でカチャカチャ踏むタイプのエフェクターで操作ミスしたことはありませんか?

 

踏まないといけないタイミングで空振りしたり、触らなくて良いツマミに触ってしまってせっかく調節したパラメータが変わってしまったり・・。

 

エフェクターを使ったことがある人間なら、誰もが一度は経験しているのではないでしょうか。

 

踏みやすくするためにスイッチの部分につけるゴムキャップみたいなアクセサリーが売られているほど、足元の操作は失敗しやすいです。

 

 

 

手っ取り早くエフェクターを踏みやすくするにはどうすれば良いかというと・・靴のソールを取り除いてしまってはどうでしょうか!

 

エフェクターのスイッチを足で感じやすくなり、踏む精度が格段に上昇します。

 

この技はたまたまソールを外したままのスニーカーでエフェクターを踏んで気が付いたのですが・・。

 

 

 

でも靴ずれしたり、底が薄くなることによる危険(尖ったものを踏んだときなど・・)は増えるのでデメリットもありますね。

 

靴屋さん的?にも推奨されてないと思うので、試してみる時はすみませんが自己責任でお願いします・・。

 

もちろん厚底のブーツで演奏するのがスタイルだ!みたいなこだわりのある方も多いと思うので万人向けの対策ではありませんが、エフェクターの操作がどうしても苦手な方はトライしてみても良いかもという所です。

身近なものでワウペダルのメンテナンス

 

購入したワウペダルが意外と早い時期(使い出してから半年ほど)に調子が悪くなったので、身近なものでメンテをしました。

 

まずワウの土台と踏む部分を繋ぐヒンジのような金属部品から、キーキーと異音がするようになったんですが・・これはクレ556(KURE 5-56)を吹きかけると一発で直りました!

 

手元になくても実家にはかなり高い確率で置いてあると思うので、ちょっと一吹きさせてもらってみて下さい。

 

 

 

ヒンジの異音を直すついでに、ワウペダルの踏み込みを回転運動に変えるギアにも嚙み合わせが良くなるようにグリスを塗っておきました。

 

これはちょっと手元にあるか微妙ですが・・ミニ四駆についていて余ったグリスが使えます!

 

メンテする頻度が高ければ真剣な道具を買っても良いかと思うのですが、たまにしか必要ないので身近なもので代用できると非常に助かります。

チューニングを安定させる

 

ギターのチューニングは安定しているに越したことはありません。

 

しかしチョーキングしたりトレモロアームを使ったりして弦の張力が頻繁に変化するエレキギターでは特に、チューニングが安定しないことが多いです。

 

チューニングが安定しない原因の1つに、ナットと弦のすべりが悪いために弦が引っ掛かったようになり、それが外れたときに音程が狂ってしまう現象が挙げられると思います。

 

 

 

現在ではナット潤滑剤のような製品も普通に売ってますが、安く・手っ取り早くチューニングを安定させるには・・ナットの溝を鉛筆でこすると良いです!

 

これはおそらく昔から行われている方法で、鉛筆の芯に含まれている(たぶん)黒鉛が潤滑油のような働きをしてくれることで滑りが良くなります。

 

ただ、白いナットに少し黒い色がついてしまうので、見た目を気にされる方やヴィンテージギターなどにはちょっと敬遠される方法かもしれません・・。

A=440Hzと大きく違う曲のコピー

 

この曲、カッコいいから耳コピしてみよう!

 

そう思ったものの、音源に合わせて弾いてみるとピッチがずれていて気持ち悪く、コピーするどころではないという経験はありませんか?

 

ピッチがずれるのは、その音源が録音された時にA=440HzとかA=441Hzの基準ピッチに合わせていなかったことが原因の1つです(あえてずらすこともあるようです)。

 

また、録音時には我々がチューナーで合わせるのと同じピッチでも、録音されてから音源となって耳に届くまでの工程で何らかの原因でピッチがずれてしまったことも考えられます(とくにアナログな機材を介していると起こりそうです)。

 

 

 

コピー作業のたびに音源に合わせてギターをチューニングすれば良いのですが、かなり面倒ですよね・・。

 

そんなときはチューナーの基準音さえ見つけてしまえばOKです!

 

チューナーの多くは基準音をA=440Hzから変更できる機能が付いています。

 

耳コピする音源のA=xHzさえ分かれば、後はチューナーで楽々チューニングすることができますね。

 

基準音を設定できる範囲が狭い場合は対応できないこともあるかもしれませんが、覚えておいて損はない裏技だと思います!

最強のパワーコード

 

パワーコードはルートと5度の音だけ鳴らすコードです。

 

例えばこんなやつです。

 

エレキギターで歪んだ音でバッキングする時なんかに頻出しますね。

 

 

 

そんなパワーコードの中でも、最強のものを見つけてしまいました・・これです!

 

何の変哲もない、ローコードのEmですが・・3弦の音(3度の音)を人差し指などで触ってミュートするだけでパワーコードになります。

 

ギターの一番低いEの音から始まって1弦と2弦の音まで加わっており、聴いた印象的にも最もパワーを感じるコードではないでしょうか!

 

正直言うと、実際に使ったことはないんですが・・。

弦の再利用

 

学生の時などは(住んでいる場所的に)すぐに弦を手に入れることが難しく、また弦代もバカにならないので弦を再利用できるようにしていました。

 

と言っても普段は張った後に切ってしまう弦を、危なくないようにクルクルッと丸めておくだけです。

 

そうすることで弦を緩めて取り外した後も、他のギターに張ったりしてまた使うことができます。

 

 

 

一度弦を張ると折りグセがついて切れやすくなりますし、弦に力が掛かかることで性質も新品とは変化してくる思います。

 

なので一般的には再利用はあまり推奨されないとは思いますが・・例えば貴重な弦を複数のギターに張って試してみたい時や、弦のゲージをテスト的に変更する時などはこの方法が重宝すると思います。

 

ただ、いくら弦の先を丸めてると言ってもケースなどに入れると引っかかったりするので、その点ご注意下さい!

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